こんにちは、まるです😊
今回は【生涯漫画家】毎日かあさんで有名な西原理恵子さんと【生涯投資家】村上ファンドでおなじみの村上世彰さんによる著書「世界で一番カンタンな投資とお金の話」を要約しました。
本書は以下の内容で構成されています。
もくじ
- 第1章 投資とギャンブルはどう違う?
- 第2章 親子で株を買ってみた!
- 第3章 投資をすれば世界がわかる
- 第4章 お金と仲良くするために
投資や株の本って専門用語が多くて途中で読むのが嫌になっちゃうことってありませんか?
そんな時にはこちらの本がおススメですよ。
この本は会話形式になっており、投資未経験の西原氏の疑問に、村上氏がわかりやすく答えています。
要所要所でくすっと笑える西原さんの挿絵もあって、ささーっと読み進めることができます。
専門書ほど難しいことは書いていないので、入門書としてもおススメですよ。
今回はまる@管理人の特に心に残った部分をピックアップして紹介していきます。
- 投資とギャンブルはどう違う?
- 資産のうちどれくらいを投資に回してもいいの?
- 村上世彰氏がもし月収30万のサラリーマンだったら、何を始める?
- お金との付き合い方、いい借金と悪い借金
投資とギャンブルはどう違う?
株は投資、FXはギャンブルなんだってさ!
株はその会社の経営権をみんなで分けて持っていて、その会社がよくなれば株価が上がって売れば儲かる仕組み。
日本のGDPの7~8割は大企業がもたらしているので、日本企業全体を買うことは国全体の経済に対する投資と言えます。日本の株式市場はバブル崩壊でいったん下がったりはしたものの、その後また上がっているので、日経平均だけで株投資をしている人は8割勝っているのではないかと思われます。
FXはゼロサムゲームで、売る人と買う人をマッチングしているだけ。麻雀もゼロサムゲームです。
ゼロサムゲームとは
ゲームの理論で参加者それぞれの選択する行動が何であれ、各参加者の得失点の総和がゼロになるゲームのこと
資産のうちどれくらいを投資に回してもいいの?
仮に住宅ローンが4000万円あるとすると、差し引きして1000万円。
預貯金が1000万円あったとしたら
・1000万円(差し引き分)+1000万円(預貯金)で2000万円
ここから投資に回していいお金は2割
・2000万円の2割で400万円
この場合、400万円は投資に回していいと考えます。
村上世彰氏がもし月収30万のサラリーマンだったら、何を始める?
月収30万だったら、投資はせずに貯めます。
・まずは生きていくことが大事で、投資はそのあと。
・投資に向いている人は数字に強い人。
・【円だけを持つ】のはやめた方がいい
・数字に強くない人は日経225のようなものを長期的に持っているのはあり
特に印象に残ったところとまとめ
小さいころから算数だけは勉強しておいた方が
人生幸せになりますよ。
足し算引き算でいいので、金銭感覚を身につけることが大切です。例えば、家族で外食をしたときにするのが【食事代あてゲーム】で、味やお店の雰囲気、サービスの質と価格の関係を考えられるようになるという方法です。ご馳走してもらっても、自分はいくらくらいで接待されたのかわかるようになります。
給料が安いのはだれのせい?
なんでも極端に安くする傾向が、給料が増えない原因なのでは?と感じるが、これは労働を主役化して大量生産していいものを安くしているので、世界的な傾向なのです。
貿易を自由化すると、よその国からもっと安いものが入ってくるからです。
企業の無借金は必ずしもいいとは限りません。企業が借金しながらどこまで事業ができるかが大切で、借金はある意味レバレッジと考えます。
それをどこまでかけられるかをきちんと計算して投資するかを考えるのが大切です。
仮にお金を借りずにずっとそのままでいるということは、企業として成長していないということだといえます。
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本書にはこの記事で紹介していない情報も多く記載されています。
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