転勤族って大変って聞くけど、実際はどんなことが大変なの?
デメリットはなんとなく想像できるけど、反対に転勤してよかったことも
知りたい!
その疑問にお答えします
そして転勤となるとついてくるのが子どもの転園・転校問題。
子どもを転校させるのはかわいそう?
私の答えは「NO!」です。
ある程度は大変なこともあるけれど、
- 家族で一緒に過ごすことで思い出が増える
- 転校することで子どもの価値観や世界が変わる
- いろいろな場所に遊びに行くことができる
など、メリットもたくさんあるんです!
もちろん困難はありますが、総合的に見て子どもに転校させることが必ずしもかわいそうなことだとは思いません!
転勤族の疑問に転妻歴10年以上経験して分かったリアルなメリットとデメリットを詳しくお伝えします!
この記事ではこのような疑問について解説します
- 転勤族のメリットとデメリットを知りたい!
- 転校が子どもに与える影響は?
- 実際にはどんな苦労があるの?転勤族のリアルな声を知りたい
これから転勤族になられる方、転勤に帯同するか迷っている方に
少しでもお役に立てたらうれしいです。
メリットとデメリット、それぞれ挙げればたくさんありますが
あえて3つに絞るとしたらこちら!
- いろいろな土地に住むことができる
- 人間関係が楽!転勤する度にリセットできる
- 子どもにさまざまな体験をさせることができる
- マイホームを持つタイミングが難しい
- 妻のキャリアプランを築きにくい
- 転園や転校をすると ”PTAを引き受けた記録” が引き継がれない
では、詳しくみていきましょう!
転勤族のメリット
いろいろな土地に住むことができる
旅好きのご夫婦にはうれしい特典ですよね。
- 温泉地
- 景勝地
- お城
- 寺院
日本は全国各地に有名な場所があるので、主要な観光スポットはもちろん
地元から出発するのでは行くことが難しい距離の観光地でも
気軽に観光 できちゃいます♪
その土地のおいしいもの巡りをするのも楽しみのひとつです。
ここからは、我が家の転勤先での楽しみ方を
ご紹介します!
結婚して最初の赴任地が地方。住まいは山の中腹・・・。
初めは知り合いも全くいなくて不安でした
- 最寄り小学校では 二つ以上の学年の生徒を一つに編成した【複式学級方式】
- 最寄りのユニクロまで車で1時間
という田舎町でした。
それでも観光するところはいろいろあって
登山やハイキングをするのに有名な場所や景勝地なんかもあったりして
週末はアウトドア系の観光客でにぎわっていました。
せっかくならといろんな山を登ったり近所の海で釣った魚を調理してみたり
透明度の高い川で泳いでデイキャンプ♪なんてことも経験できました。
それまで全く興味なかったアウトドアでしたが、満喫できました!
初めは不安しかなかったですが、田舎でもその土地の楽しいことは探してみたらあるものですね!
人間関係が楽!転勤する度にリセットできる
学校や会社、PTAやご近所づきあいなどで嫌なことがあっても
転勤したらリセットされます!
- 性格が合わない人がいる
- 会いたくない人がいる
- 騒音が我慢できない
- 家が好きになれない
住んでみたら見えてくるあれこれ。自分の努力だけでは解決しないこともあります。
持ち家では、簡単に引っ越しできないよね
我慢が必要・・。
もしも騒音に耐えられなくなったら? もしも苦手な人がいたとしたら?
転勤したらきれいさっぱりサヨナラできちゃいます。
嫌な人に二度と会うことはなくなるので、転勤先では気持ちを引きずらず生きていけます。
子どもにさまざまな体験をさせることができる
「経験」が子どもを大きくします。
- 知らなかったことを知る
- 初めてのことにチャレンジする
- 行ったことがないところに行く
新しい土地に住むことで、そこでしかできない体験を楽しむことができます。
家族で「今」しかできない思い出を作ること。
親として子どもの笑顔をたくさん見たいですし、それを近くで見守れることに幸せを感じます。
お金では買えない、とても豊かなことだと思います。
大きくなってからでは一緒にお出かけするのも
難しくなっていきますよね
子どもが一緒に出掛けてくれるのは短い間だからね
ある意味、転勤生活はこどもがいろいろな体験をとおして
好きなことを見つける旅だと感じています。
さまざまな人と出会うこと
多様な価値観に触れること
めずらしい経験ができること
子どもたちにとって楽しいことをたくさんさせてあげたいと思います。
ここからは転校について。
転勤でもっとも頭を悩ませることのひとつが【子どもの転園・転校】
自分のことより胃が痛いわ…
我が家もさんざん悩み、帯同するか単身赴任をするか話し合いました。
でもね、結局は答えがでなかったんです。
悩んで悩んで悩んで。。。迷ったままでしたが、帯同しました。
メリットもデメリットもある。
しかし決定打になるようなデメリットは(今のところ)ない。
落としどころはこんな感じでした。
結果的には、転校させて良かったと思っています。
実際に転校させて子どもに生まれた変化、感じたことをまとめました。
それは
今いるところでも、今とは別の場所でも、
【自分の居場所を作っていくという経験】ができたこと
どういうことかというと
【ビフォー】
子どもにとって小学校が自分を取り巻く【世界のすべて】だったのが
【アフター】
転校したら
・日本中に学校があって
・日本中の学校でそれぞれコミュニティが存在していて、それぞれ小さな社会があることを知って
・自分は”たまたま”そこに存在しているだけだということを経験をとおして理解している
わけです。
ちょっとわかりにくくてすみません。
言い変えると、
・自分の置かれた世界がすべてではない
この心理をなんとなく身をもって知れたといいますか。
今いる場所とは別の場所でも、ちゃんと生きていけることを経験しているのです。
この経験ってとっても大切だと思うんです。
どういうことかというと、
今の子どもたちって、トラブルが起きた時に逃げ場がないんだそうです。
それは
今いる場所の世界しか知らないから(知らなくて当然)
例えば学校でなにかトラブルが起きたとしても、学校以外に意識が向かないそうです。
そこで戦おうとして消耗しちゃうのよね
そこで『自分の知る世界がすべてではない』ということを体感的に知っているのって
すごい強みになるのではないかなと母としては思っているのです。
もしも子どもが今後、なにか困難なことがあったとして
本当に精神的に辛くて逃げたくなったり学校が苦しくなったりしたとき
つんだ、もう終わりだ‣・
と思い詰めるか。それとも
世の中は広い、今いるところがすべてじゃない。
他の居場所なんていくらでもある
という選択肢をもっているか。
実際にうちの子が困難を前にしたときにどう考えるかはわからないけれど
ここにいなくてもまだまだ自分の居場所は違うところにあるかも!ということを
肌感覚で知っているって、強みだと思います。
それぞれの赴任地に友達ができたことです。
年賀状のやり取りも続いています。
大きくなったら子ども同士でお互いの地元を旅行しよう!なんて
話したりもしていました。
ここからは余談ですが。
学校の担任の先生に教えてもらったこと。
うちの子はこんな子なんだそうです。
- 転校生が転入してくるとわかると人一倍喜ぶ
- 率先して転校生に優しく接する
自分が転校したからこそわかる、転校生の気持ち。
そんな優しさも育っているようでうれしいです。
しばしばデメリットとして挙げられる転校も、悪いことばかりではありません。
(子どもが大きくなってから、子どもたちがどう思ってたのかの答え合わせしようと思ってます)
人脈が広がる
全国各地に友達ができます
子どもを通じて知り合う人(いわゆるママ友)が多くなります。
特に転勤族ママさんはお互いの事情がわかるぶん、早く打ち解けることができる気がします。
田舎よりも都会のほうが転勤族が多く、友好関係もさっぱりしている印象。
田舎の人は転勤族だと知ると、驚かれるが興味を持って話してくれる印象。
(まる@管理人調べ)
家事や子育てしたりしてると、勝手に人脈は広がっていきます。
(そのぶん別れがさみしいけど!)
ここまで、転勤のメリットをお伝えしました。
さて!ここからは転勤のデメリットだよ
転勤のデメリット
マイホームを持つタイミングが難しい
一般的には子どもが中学生までは転勤に帯同するご家庭が多いようです。
私の周りの転勤族は小学校に上がるまでにマイホームを買う家庭が多かったです。
マイホームを買う?それとも賃貸? 買うならいつ?
転勤族に限らず迷うことですが、いつかはマイホームとお考えの方にとっては大きな悩みどころ。
- 子どもを転校させたくない
- 妻が仕事を辞めたくない
- お互いの実家が遠く、土地が決まらない
問題はご家庭によってそれぞれ、悩みは尽きませんよね。
家族の状況、両親の状況(介護が必要かどうか)などさまざまな事情はあるので、
家族でよく話し合うことが大切です。
・転勤先でハウジングセンターに見学に行っていました。
いまの時代、リスクを避けるためにも賃貸派の方も多いですね。
先が見通せないのが転勤族。どのタイミングでマイホームを購入するかが難しいです。
ご主人が単身赴任手当をがっつりもらえる会社にお勤めなら心配いりませんが、手当や福利厚生が年々減っているところも少なくないのが現状。
単身赴任をしてもらったことがありますが、ダブルの生活費はきついです。
妻のキャリアプランを築きにくい
私は結婚と同時期に夫が転勤になったので退職しました
結婚してすぐに転勤先へついていき、しばらく専業主婦として家事と子育てに専念していましたが
ふと「外で働きたいな」と考えることがありました。
仕事ってすぐに見つかるの? 現実はそんな甘くないのよね
そろそろ働こうかと思ったとしても、考えているうちに転勤しちゃうのが転勤族なんです
転勤先でパートに出てみても、慣れてきたころには転勤。もう笑うしかない!
こんな感じで もし仕事が決まったとしても
長く続けられるかは夫の転勤の有無にゆだねられるのです。
転園や転校をすると ”引き受けた記録” が引き継がれない
私の中で1,2位を争う転勤の懸念、それはPTAです。
子どもがお世話になっているのは間違いないけど、
役を引き受けるとなると知り合いも少ないし不安よね
学校行事も経験してないのに活動するのは
勇気いるな・・
うちの子が通った小学校では
普段のPTAの役員とは別に、卒業までに1度は本部役員になってね!
というルールがあるんです。
このPTA、わたしの心をザワつかせるのが次の2点!
- 学年が上がるにつれてだんだん重いポストが割り当てられてること
- 前の学校でやったので免除!というのが通用しないこと
・・・
・
- 5年生に進級したとき、本部役員は既に前年度に決定している
- 少しでも学年が低いうちに役員をしてしまいたいが、もう決まっているのでやりたくてもできない。
- 6年生に進級する直前の役員決めで「PTA未経験者」としてリストアップされる
- 最高学年で優先的にお声がけされる
行事も何も知らないし、本部役員って正直やりたくない
そう思っていても、役員から逃れることはできません。
みなさんそれぞれご事情があっても平等にPTAをやってくださっているんですものね・・。
しかしながら、時代の流れにのって多くのPTA自体が簡素化に向けて改革されつつあります。
子どもがお世話になっているのも事実。
自分から立候補はしないけど、指名されたら頑張ります!
そして、現実には5年生になる年で転勤(予定)の我が家です・・・!
・・・
転勤族のメリットとデメリットのまとめ
転勤のメリットはこちら!
- いろいろな土地に住むことができる
- 人間関係が楽!転勤する度にリセットできる
- 子どもにさまざまな体験をさせることができる
デメリットはこちら!
- マイホームを持つタイミングが難しい
- 妻のキャリアプランを築きにくい
- 転園や転校をすると”PTAを引き受けた記録” が引き継がれない
いかがでしたでしょうか。
転勤に帯同するか、単身赴任をしてもらうかは難しい問題ですが
少しでもどなたかの参考になれば嬉しいです。
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